犬の健康
犬の口が臭い原因をスッキリ解決!驚くほど口臭が気にならなくなった対策方法とは?
犬の口が臭い原因をスッキリ解決!驚くほど口臭が気にならなくなった対策方法とは? ~目次~
犬の口臭ケアが成功するのはたった20.7%!
何気ない日常の中で、かわいいペットの犬からじっと見つめられて、
「かわいいなぁ。抱っこしちゃおう。」
と、抱っこしてみると、「もわん。」とした悪臭。
「く、臭い…」
そんな経験をしたことはありませんか?
ライオンペットが2022年6月に全国のワンちゃんの飼い主さん1600人を対象に行った犬のお口のケアについての調査では、飼い主の約54.3%は歯磨きを面倒だと感じており、実際に習慣的にできている人はわずか20.7%しかいません。
でもそれで「しょうがないよね。」とあきらめてしまっては、いけません!
犬の口臭には様々な原因が考えられます。ニオイをそのままにしておくと、知らぬ間にカワイイ愛犬の健康を脅かす事になってしまうかもしれません!
今回はそんな口臭の原因と試してみたい5つの対策について解説していきます!
犬の口臭が臭い原因は?
犬に限らずヒトもそうですが、口臭の原因には無数の原因があります。
中でも犬の口が臭い原因として言われるものにはこのようなものがあります。
- においの強いものを食べた。
- 歯磨きやケアに不備があった
- 口腔内が乾燥している
- 胃腸の不調によるにおいが口から漏れ出している
一番多い原因は不十分なお口のケアによって、歯石や歯垢が溜まってしまっているケース。
食べた後のケアを怠ると、歯肉が腫れたり出血が見られ歯周病や歯肉炎を引き起こすことで、慢性的に犬の口から臭いがしている状態になることも少なくありません。
犬の口臭が臭いときに試したい5つの対策とは?
もし犬の口の臭いの原因がわかっているのであれば、それに合わせた対策が必要です。そこで今回は犬の口の臭いが気になった時の対策方法ついて解説します!
普段よりも多めの水分補給を心がける
犬のお口の中の水分が不足してしまうと、食べカスが残って唾液が濃くなり、雑菌が増えやすかったり臭いが発生しやすくなりがちです。
特に食後は積極的な水分補給をするように準備してあげて、お口の中に充分な水分が確保できるような環境を作ってあげましょう。
お口のケアを見直してみる
歯磨きの習慣化や歯磨きアイテムを積極的に使ってあげましょう。歯磨きは少しずつ慣らしてあげる必要がありますがどうしても嫌がる場合は、歯磨きできるおやつや、歯垢が溜まりにくいドッグフードなど便利なアイテムを活用することも一つの方法です。
思い切り体を動かしてストレス解消してあげる
犬は言葉を話すことができません。ストレスの溜まっている状態が長く続くと、消化器系や自律神経に影響を及ぼし、それが上がってくることで口から嫌な臭いとなります。
運動不足はストレスだけでなく、消化不良の原因にも。消化不良も口臭の原因になり得ます。
時々広い公園で遊んだり、ドッグランで思い切り体を動かせるようにしてあげると、犬が喜ぶ上に意外にも口の臭いが減ることもあるかもしれません。
食事内容を見直してみる
犬の口のニオイの原因は、フードの消化不良が原因になることがあります。
他の子にとっては何の問題のないフードでも、ワンちゃんの体質によっては消化不良を起こし、体に負担をかけている可能性があります。
消化の良いフードへと少しずつ切り替えることで、においがしなくなった!というケースもあるようです。
ウェットフードに比べドライフードの方が歯にくっつきにくく、よく噛むことで唾液の分泌を促します。唾液には口臭抑制効果がありますので、気になるときにはおすすめです。
においの強いもの、食べてない?
ヒトでもにおいの強いものを食べた後には、口臭がすることがあります。
この場合は、においの原因ははっきりとわかっていますので、消化して排出してしまえば臭いはそのうちに消えるでしょう。
また意図せずに人間の食べ物を食べてしまったことが原因の場合には、しばらくの間は様子を気にしてあげて、少しでもおかしいと感じたら病院へと連れて行ってあげましょう。
犬の口を健康に保つためのおすすめアイテムは?
このように犬の口の臭いの原因は様々ですが犬は言葉で伝えることができない以上、可能性を考えていろいろ試していくしか方法はありません。
そんな時に役立つアイテムをご紹介します!
歯ブラシや歯磨きガムが王道
わんちゃんも人と同じように習慣的な歯磨きが口臭対策として有効です。歯磨きが苦手な子はまずは「歯磨きを我慢するとその後で楽しいことがある」という条件付きでも構いませんので、お口の中を触っても大丈夫なように練習していきましょう。最初は途中で逃げられても大丈夫。徐々に時間を伸ばしていきましょう。
また体格と歯ブラシのサイズが合ってないと顎や口内に負担をかけることもありますので、嫌がりやすくなります。サイズをよく見て購入することをおすすめします。
シートブラシは歯ブラシが嫌いな子から支持
シートタイプの歯ブラシは指で触る感覚で歯磨きできるので、柄のついたブラシに抵抗がある子でも受け入れやすいと人気です。
磨く側の飼い主にとっても、指感覚で磨くことができます。奥まで手が届きにくいので、磨き残しには注意が必要です。
飲用タイプの歯磨きサプリが使いやすい
飲み水やおやつに垂らして飲むだけで、健康な状態を保つことができるお口のケアアイテムは、歯磨きが苦手な子でも手軽に使えるので人気です。目薬のように滴下して使うため、少量から慣らしていけます。黒糖のような香りとほのかな甘みで犬も興味津々。初めてでも喜んでくれる子もいます。
国産の熊笹から抽出した熊笹濃縮エキスは、お口の中で吸収されやすい成分が口臭ケアとしても使え、さらに飲み込むことで全身の健康維持をトータルサポートできます。
初めての時や慣れるまでは、指やブラシにつけてなめさせるとスムーズに始められます。
液体なので隅々まで行きわたるため、ブラッシング後の仕上げとして薄めてスプレーとして使い、健やかな毛並みや皮膚の維持にも使えます。
手ごろな価格のものもあり、試しやすいのも人気の理由です。
犬のお口のケアは少しずつ時間をかけて進めるしかありません。
大切な家族である犬の口が臭いことは、もっと重大な体の異変を伝える何かかもしれません。
そのまま放置してしまうことで、歯周病や歯肉炎でご飯が食べられなくなってしまったり、ストレスでイライラしていたずらすることも。
早速始めようとしたら怒られて噛まれてしまったり、吠えたり逃げたりと嫌がられてしまうと飼い主も心が折れてしまいますよね。でも、大丈夫。みんな最初のスタートはそこからです。
歯磨きだけでなくお散歩やご飯、遊びと毎日のケアをしてくれる飼い主さんのことを犬は大好きです。いつか理解してくれると信じて続けましょう。
手軽に始められる健康維持のケアを継続的に続けて、一日でも長く健康で長生きしてもらいたいですね♪
参考:ビルバッグサービス
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