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熊笹(くまざさ)解説

笹類と漢方薬

笹関連の生薬として、淡竹葉(たんちくよう・ササクサの全草)、竹茹(ちくじょ・ハチク、クレタケの茎の中間層)、竹瀝(ちくれき・ハチクの加熱による液汁)、竹葉(ちくよう・ハチクの葉)があり、それぞれ漢方薬に利用されている。
淡竹葉はササクサ(イネ科ササクサ属)を用いるが、クマザサ(イネ科ササ属)の葉を淡竹葉という生薬名で呼ぶこともある。淡竹葉は竹葉とは異なり、ササに最も似ておりその効能は安神(精神安定作用)、徐煩(じょはん・イライラを改善)及び利水(利尿)作用がある。

薬理学的には解毒作用による煩躁(煩悶し、もだえ乱れること)・顔面紅潮・口渇・口内炎・鼻血の治療や利尿作用による膀胱炎・尿路感染症の治療に効果があるといわれている。なお淡竹葉は漢方薬である導赤散の構成生薬として用いられることもある。
竹茹は清肺湯や竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)の構成生薬としてもちいられ、清熱化痰(せいねつかたん・煩躁・不眠の改善)、止嘔(治療が必要なほど悪化した妊娠悪阻)作用があり、薬理学的に抗炎症作用が認められている。
竹瀝は竹瀝達痰丸(ちくれきたつたんがん)の構成生薬として用いられ、清熱化痰・通竅(つうきょう・脳卒中やてんかんの改善)、定驚(ていきょう・不安の解消)作用があるといわれている。竹葉は竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)の構成生薬として用いられ、淡竹葉と同じように清熱、徐煩、利水作用があり、薬理学的に解熱作用や利尿作用が認められている。

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