熊笹は日本発のスーパーフード。気になるその効果について解説!

熊笹は機能性食品 クマ笹エキスを楽しむ
この記事は約4分で読めます。

熊笹で包まれたおにぎりを時代劇や昭和のドラマで見たことがありますか?
なぜクマ笹でおにぎりを包むのか。それについて考えたことはないと思います。
熊笹の葉の形状が包みやすいから。という理由だけではなく、熊笹において昔から言われる殺菌抗菌効果があるためそのようにされたいたと言われています。
そんな隈笹は私たちの健康を守るために強力な味方であり、日本発のスーパーフードです。それについて解説していきます。

エビデンス充実の伝統素材。国内流通30年以上の歴史を持つ「クマザサ」

熊笹は中国北東部や朝鮮半島などにも自生していますが、現在ではそのほとんどが日本に分布しています。
日本では熊笹が持っている抗菌・殺菌作用に注目して、食品の保存に利用してきたほか、創傷治療、吐血、喀血、下血、利尿などに対する民間薬として、古くから生活に密接に関わってきました。
熊笹は健康食品としても国内で多くのサプリメントやお茶として30年以上流通しており、数々の臨床報告が上がっています。
隈笹の寿命は120年

熊笹は日本だけでなく、中国でも漢方薬としても使われていた?!

熊笹は漢方としての歴史も古く、中国の本草学史上において分量がもっとも多く、内容がもっとも充実した薬学著作の「本草網目」にも載っています。

その本草網目において 熊笹は「𥮷」(じゃく)として収載されています。
その効果は「呼吸器系、咽頭の疾患に効き、腫瘍を消す」とされ、健康食品に利用する場合も漢方古来の抽出法が応用されているそうです。

2011年にこの「本草網目」は、ユネスコの世界記録遺産にも登録されることになります。それだけ権威ある本に掲載されているなんて、熊笹はすごいですね!

ホシ隈笹エキス

熊笹は栄養素が豊富!エビデンスを蓄積することで注目度UP!

長い歴史の中で、熊笹がもたらす健康効果へのエビデンスの蓄積も同時に進められてきました。

クマザサは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、葉緑素などの栄養素を豊富に含みます。その他にも熊笹に含まれる有効成分として着目され、研究されてきたのが”多糖体”。

”多糖体”は、細胞膜損傷部と相互に親和性を有することから、細胞膜の傷ついた箇所を補強・修復する機能が示唆されています。アガリクスなどキノコ系の機能性食品にも多く含まれており、生体の免疫機能を高める働きが多数報告されています。

ホシ隈笹エキスの製造メーカーでもある星製薬では、昭和40年代からクマザサの機能性研究に取り組み、星薬科大学や薬学系の大学との共同研究により、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用などの多数エビデンスを蓄積しています。

新たに確認した抗インフルエンザウイルス作用は、海外からも注目を集めています。ただし、熊笹エキスは健康食品のため、効果・効能を明記することが薬機法により禁止されています。
そのため薬のような効果効能を前面に押し出した商品紹介をすることはできませんが、実際に飲んでみた・使ってみたの感想はネット上にも多く出回っており、長年のリピーターが多いことからお察しいただけるかと思います。

国内産・天然素材にこだわる熊笹エキス

国内では年々減ってきている熊笹農家さん。その隈笹農家さんから立派に育ったハリのある熊笹を仕入れて国内メーカーが自社工場で製造している熊笹エキスは、自信をもってご紹介できるメイドインジャパンの安心サプリメントです。
健康業界の業界紙でもたびたび記事になる注目の製法や効果で、まだまだ知名度は低いですが今後も目が離せないサプリメントです。

国内に自生する熊笹のうち、健康食品用途で流通するのは、主にクマイ笹、チシマ笹、オオバ笹の3種類。栄養成分に富むクマザサだが、そのままでは消化吸収が困難であるため、製造元では独自の抽出加工法のほか、乾燥、熟成の製造方法を開発、特許製法としている。

※「健康産業新聞」2009/01/28号の記事より抜粋

熊笹の葉には古くから知られる殺菌成分のみならず、大切な栄養がたっぷり含まれています。

熊笹に含まれる多糖体は、さまざまな動物の健康を維持するために有効な成分と言われています。その多糖体は熊笹の葉1枚当たりにはそんなに入ってはいませんが、濃縮した熊笹エキスにすることで効率よく体に補給することができます。人間はもちろん、今ではペットの健康維持の観点からも注目を集めており、人気の健康食材です。

参考サイト:ウィキペディア「本草網目」

タイトルとURLをコピーしました