固形石鹸の洗顔で肌の乾燥悩みから解放されよう!固形石鹸で洗顔するメリットとは?

固形石鹸で洗顔 スキンケア
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毎朝の洗顔。何使ってますか?形状、保湿成分、ボトル…たくさんの種類がありすぎて、見れば見るほどよくわからなくなって、結局ずっと同じ洗顔料をつかっていませんか?

そんな洗顔料について、2019年4月の時事メディカルの記事で東京・銀座で皮膚科クリニックを開業し、著書も多い吉木伸子院長の洗顔について気になる記事を見つけました。

◇洗顔は固形せっけんが良い

液状やフォーム状などさまざまな洗顔料が売られているが、お勧めは固形せっけん。固形のものの方が添加物が少なく肌にやさしい。朝は水による洗顔だけという人が増えているが、寝ている間も皮脂は出るので、朝も固形石けんで洗顔した方がよい。皮脂が残ると毛穴が開く原因になる。

参考:時事メディカル「スキンケアは3分以内で 皮膚科専門医に心得を聞く」

固形石鹸を使った洗顔が肌にやさしいって一体どういうこと?

今回はそんな固形石鹸を使った洗顔について解説していきます!

固形石鹼と洗顔フォームの違い

固形石鹸と洗顔フォームは、その成分が違います。

洗顔フォーム…合成の海面活性剤が主成分。肌質と同じ弱酸性タイプのものも多くあります。
固形石鹸と比べた時に洗浄成分が少なく、チューブから出やすい形状を保つために水分量が多いのが特徴。変質しやすいため、変質を防ぐための添加物が入っていることもあります。
固形洗顔石鹸…弱アルカリ性の性質を持っており、皮脂や汗などの弱酸性の汚れを中和して落とします。また一度に使う量が少なく、長持ちします。
若干ですが洗顔フォームと比べ、アルカリ性の石けんの方が洗浄力が高い傾向にあります。
固形洗顔石鹸

固形石鹸の種類

ひとえに洗顔に使える固形石鹸と言っても様々な種類があります。

・昔ながらのシンプルな固形石鹸
・天然成分でできているオーガニック石けん
・フランス製のおしゃれなマルセイユ石けん
・母乳などで作った自然派石鹸

石けんには顔や身体に使えるもの、食器を洗ったり洗濯に使えるもの。工業用に使えるもの。など様々な種類があります。

洗顔用の固形石鹸を探す時には、身体を洗う用の石けんは洗浄成分が強すぎることもあるので、まずは皮膚の薄い腕の内側などでテストしてみるのがベター。逆に顔用の石けんを使って全身を洗う分には問題なし。お肌の弱い方の選択肢の一つとしておすすめです。

固形石鹸はもともと添加物フリー

固形石鹸は水分が少ないので、分離を防ぐための「入荷安定剤」や「ph調整剤」が必要ありません。
雑菌の繁殖を防ぐための「防腐剤」を配合する必要もありません。そのため洗顔フォームよりも肌への刺激が少ないため、敏感肌やトラブル肌で刺激の少ない洗顔を探しているときの選択肢の一つとして検討するのもおすすめです。

固形石鹼で洗顔するメリット

では固形石鹸をわざわざ選んで洗顔するメリットは一体どのような点なのでしょうか?

① 洗浄力が高い

固形石鹸は、一度にあまり多くの量を溶かしてとることができないため、必然的に一回あたりの使用量は減りますが、それでも十分な洗浄力を保てます。
ちなみに固形石鹸を泡立てネットを使って泡立てるとキメ細かい泡ができます。きめ細かい泡は、毛穴などの気になるところへもしっかり届いてくれます。

固形石鹸の洗顔

② 肌に優しい

洗顔時のすすぎの目安は30回、もしくは2分程度と言われています。一説には100回すると言われるくらいスキンケアにおいて重要なすすぎ。一回当たりの使用量が洗顔フォームよりも少ない固形石鹸の洗顔は、さっと泡が切れて肌の上に洗顔料が残りにくいのが特徴。

すすぎにおいて肌へ大きな負担となるゴシゴシこする摩擦も少なく、いたわり洗顔ができます。
洗顔のすすぎ

③ コスパがいい

一回の洗顔で使う石鹸の量は、ごくわずか。それでもふんわり泡を作って洗顔すれば、ちゃんと汚れは落ちます。すすぎの泡切れも早いことで使う水の使用量も少なく済むため、洗顔一回当たりのコスパが良くお財布に優しい洗顔料です。

・美肌効果が高い

固形石鹸で洗顔した後には肌が突っ張る感じがしますが、これは肌表面に膜を作りにくいから。突っ張るのは一見良くないことのように感じますが、肌の表面に膜がないことで化粧水や美容液が角質層まで浸透しやすくなっています。

一方表面に膜があるとその時はしっとりしているかのように感じますが、化粧水や美容液がその膜に邪魔されて浸透しにくくなります。角質層にまで潤いをしっかりと届け、肌へ健康になりワントーン明るいクリアな肌へと導きます。

・メイク落としにも使える

無添加でない固形石鹸は、成分に天然の油脂とアルカリの苛性ソーダが配合されています。油脂はアルカリ性に反応すると、界面活性剤となります。界面活性剤はクレンジング剤にも使われていますので、クレンジングをしなくても固形石鹸の二度洗いで落とせます。

固形石鹸の洗浄力は強いので肌に良くないと思いがちですが、石鹸に含まれる界面活性剤は水と混ざり合うことで活性が弱くなるためむしろ肌に優しいんです!!洗顔後も肌に残りにくく、きれいに落とせます。

古くなった角質がクリアになる

古くなった角質が肌表面に残っていると、手ざわりが悪くなったりごわついた手ざわりの原因となります。角質をとるためには、定期的にピーリングを行う必要があり、わざわざピーリングジェルやオイル、はたまた美顔器を買っていませんか?

笹日和

固形石鹸には角質をとる成分が配合された物があります。剥がれ落ちずに残っていた角質にくっつき剥がして肌表面をクリアにしてくれます。
古い角質が取れると、肌表面はツルツルとして良い手ざわりになり、透明感あふれます。ふんわりとした肌は見た目にも若々しく見えます。

固形石鹼で洗顔するデメリット

① 泡立ちが良くない

泡立てネットを使わないとなかなかうまく泡立てられません
面倒だからと適当に泡立てたもので洗顔すると摩擦が起こり、肌に負担となります。

② 石鹸に菌が繁殖しやすい

石けんは使った後、そのまま置くため雑菌が繁殖したり、表面に汚れがついてしまうことがあります。使用後は良く乾かして保管しましょう。
洗顔用固形石鹸を使うときは、事前に軽くすすいだり、手を洗って、表面の雑菌を落としてから使いましょう。

③ 選べる種類が少ない

一般的に固形石鹸と洗顔フォームでは洗顔フォームを使っている方が多く、洗顔の為の固形石鹸はマイナーです。そのため、ドラッグストアや雑貨店では取り扱いの種類が限られており、欲しいものが買えないこともあるかもしれません。

ハイブランドの百貨店コスメでも洗顔用の固形石鹸あります。洗顔フォームと比べ、価格が安いことが多いので、ちょっと冒険してみるのもアリかもしれませんよ!

固形石鹸で洗顔をする手順

①いきなり洗顔をしてはダメ!

生活においていろいろなところに触れる手は、たくさんの雑菌がついています。その雑菌を顔に触れさせることがないように、まず始めに手を洗うようにしましょう。

②石鹸はしっかりと泡立てる

100円ショップでも買える石鹸を泡立てるためのネットを使うと、キメの細かいきれいで均一な泡ができます。
キメの細かい泡は毛穴の汚れをしっかりと落としてくれます。またモチモチ泡は洗顔中も心地よく、ハッピーな気持ちになれます。

③泡を乗せている時間は60秒まで!

洗顔は丁寧にゆっくりと。なんていつまでもくるくるしていませんか?
固形石鹸に限らず洗顔の泡は乗せているだけで肌に負担となります。
目安としては洗顔の時間は約60秒!

どんなに保湿成分が優れた石鹸でも、60秒以上泡がのっていても保湿できるわけではありません。
特に敏感肌や乾燥肌の方は、保湿成分のメリットよりも泡の刺激のデメリットが勝ってしまいます。

④泡を乗せる順番は目もとが最後!

顔の皮膚はもともと全身の中でも薄いのが特徴です。表皮はおおよそ0.1~0.3mmくらいしかありません。中でも目もとの皮膚は特別薄く、食品用のラップとほぼ同じ、0.02mm!!
少しの摩擦や刺激でシワになってしまうので、より丁寧なケアが必要です。
顔全体を洗った最後に力を入れずに泡を乗せて、円を描くようにやさしく洗いましょう。

⑤すすぎには時間をかけよう

洗顔後のすすぎは、肌に負担にならないよう体温よりも少し低い30℃~32℃程度のぬるま湯で行いましょう。

固形石鹸でも洗顔フォームでも、洗顔におけるすすぎ残しは肌トラブルの原因。
中でも多いのが「もう大丈夫だろう」というすすぎ残しです。
見た目に泡がなくていいかな?と思っていても、すすぎが足りていないことがあります。

固形石鹸と使った洗顔のすすぎは洗顔フォームよりは少ない回数で済みますが、それでも最低30回程度が目安。

30回って多くない?!

と感じたあなたは今、すすぎが足りていないかもしれません。

⑥タオルで吸わせて優しく水分オフ。

洗顔後は、吸わせるようにタオルで水分を取りましょう。洗顔後の肌はとってもデリケート。水分で柔らかくなっている状態です。そんなときにゴシゴシこすって拭くと、肌に傷がついてしまうため、絶対NG!

水分を吸わせるようにふき取ったら、たっぷりの化粧水で、角質層までしっかりと潤いを届けてあげましょう。

固形石鹸の洗顔はメリットがたくさん!

固形石鹸はコスト面や美肌面においてたくさんのメリットがあることがわかりました。
今使っている洗顔フォームや石鹸を変えたいと思っているのであれば一度試してみては?

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参考:時事メディカル「スキンケアは3分以内で 皮膚科専門医に心得を聞く」

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