日本人の2人に1人はアレルギーを持っている
あなたは体に何かしらのアレルギーがありますか?
今日本人では2人に1人の割合でアレルギーを持っている人がいると言われています。
厚生労働省の平成28年に「アレルギー症患の現状等」の調査結果をもとにお話しします。
平成17年の時点で、アレルギーのある方の割合は、約3人に1人と言われていました。
ところが5年後の平成23年においては日本国民全体の約2人に1人が何かしらのアレルギーを抱えているという割合までアレルギーを持つ方が増加しています。
肥満体質の人の割合と比べてみましょう。肥満体質の人は、男性であれば約3人に1人、女性であれば5人に1人程度。それよりも多い割合でアレルギーを抱えている人がいます。
とても多くの方が何かしらのアレルギーを抱え、様々な症状に日々悩んでいることがわかります。
睡眠や日常生活の妨げとなる咳やくしゃみ、鼻水などのアレルギー症状は、とても深刻な問題です。そんな悩みを抱える方が少しでも楽に過ごせるような方法について解説します!
人間の体の免疫反応の暴走「アレルギー」
アレルギー症状とは、人間が持ち合わせている免疫細胞の力が突然、暴走してしまうことです。
免疫細胞の働きは本来人間にとって必要で有益なものです。たとえ体内に異物や病気の原因が入ってしまったとしてもそれを感知して、反射的に体の外に異物を排出するため「くしゃみ」や「鼻水」を起こし体外へと排出するように働きます。
原因となる異物を体外に排出できれば、くしゃみや鼻水は収まります。
ところが、いつまでもそれらの症状が収まらず、生活への障害となる事を総称してアレルギーと呼びます。
アレルギー性の病気の種類
アレルギー性の病気としてあげられるものは以下の通りです。
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性結膜炎
- 食物アレルギー
- 薬物アレルギー
- 花粉症
- 蕁麻疹
アレルギーの症状とは?
アレルゲン(アレルギーを起こす原因となるもの)が体内に入ると、主にこのような症状が出ます。
- 鼻の症状(くしゃみ・鼻づまり・鼻水)
- 目の症状(かゆみ・涙・充血・まぶたの腫れ)
- のどの症状(痛み・咳・声のかすれ・息がしにくい)
- 皮膚の症状(かゆみ・赤み・蕁麻疹・粉をふく)
- 胃腸の症状(吐き気・下痢・腹痛)
- 意識や精神にまつわる症状(集中力の低下・ボーっとする・イライラする)
この他にも口の違和感や嘔吐、ぜーぜーとした呼吸など実に様々な症状が出ます。
アレルギーを悪化させないためにできる対策とは?
アレルギーの対策は、単に対処療法だけではありません。日常生活の中であらかじめやっておくことで対策できるものもあります。積極的に取り入れることで快適な生活のお手伝いができるでしょう。
こまめな掃除でアレルゲンとの接触を減らそう
最近の家は機密性が高く、ダニやハウスダストが家の中にたまりやすくなります。アレルゲンとの接触リスクを軽減するためにはこまめな掃除で取り除くことが有効です。
また、空気が乾燥している季節は、アレルゲンも遠くまで飛びます。湿度を適切に保つことでアレルゲンの飛距離を抑えましょう。
花粉症の季節には帰宅後の衣服の着脱を玄関で行ったり、すぐに入浴して付着した花粉を洗い流すことも効果的です。
生活リズムを整えよう
アレルギーの症状は、体内時計の影響を受けます。体内時計はアレルゲンを感知するマスト細胞へと作用し、本来起きて活動的な時間帯に感知能力を鈍くし、休息している時間帯には感知能力を敏感にします。
そのマスト細胞は、昼よりも夜にヒスタミンを多く放出します。そのため夜は、アレルギー反応が強く出やすくなります。
体内時計を正常に保つためには食事や睡眠、運動のサイクルを整えることが有効です。
不規則な食事や睡眠不足で体内時計が乱れてしまうと、マスト細胞は時間がわからなくなり、本来アレルギー反応が出にくい時間帯を認識できず、強い症状が出てしまうことがあります。
アレルギーはストレスでひどくなる?
アレルギー症状の強弱は体質によって変わってきますが、その他にも要因があります。
ストレスがかかるとアレルギーに対応する免疫システムが誤認識・誤作動を起こしやすくなり、アレルギー症状がひどくなります。
ここで言うストレスには人間関係などによる直接的な精神ストレスだけでなく、気温の変化や湿度の変化にような季節の変化により無意識下で体にかかるストレスや、入学・転職といった環境の変化によるストレスなどが当てはまります。自分で気づいているものだけなく、様々なことがストレスの原因となることを覚えておきましょう。
大阪市立大学の研究では、マウスを使った実験により、精神的なストレスでアレルギー症状が悪くなるメカニズムの一端が解明されています。
少しでもアレルギー症状の発症を遅らせたり、軽減させるためにはこまめなストレス発散がポイント。充分な睡眠とバランスの良い食事、好きなことをやってゆっくりとした時間を過ごしたり、音楽を聴いてリラックスすることなどでストレスをためないことがアレルギー対策として有効です。
アレルギー対策として有効な方法は?
花粉症やアレルギー対策には様々な方法がありますが、抑えておきたいポイントは「アレルゲンを体内に入れない事」
侵入経路は主に三つ。
これらの経路を断つことで物理的にアレルゲンを体内に入れないようにします。
- 鼻から吸い込んでしまう➡マスクで対策
- 手や食べ物に付着したものを食べてしまう➡手洗いの徹底、食品は洗ったり拭いてから使う
- 目に付着➡眼鏡をかけて入らないように対策
アレルギーを取り巻く社会環境
実際にアレルギーに悩んでいる人の年代について先述の厚生労働省の平成28年に「アレルギー症患の現状等」より年代別に見てみましょう。
喘息で悩む方の約55%は44歳以下の若年者の割合が多く、その他のアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎においても、その半数以上は若年層が占めています。その原因については所説いろいろあるため、原因は断定できませんが、若年層のアレルギーの悩みは深刻な社会問題と言えるでしょう。
今、上司の世代に当たる方たちが若かったころと比べ、現在は社会全体がアレルギーへの理解を示してくれるようにはなりました。
しかし、一部の理解のない方の中には、「慣れればアレルギーは治る!」「好き嫌いを誇張するな!」という精神論が今でもまだ横行しており、つらい思いをする。あるいは過去にそのような経験をしたという方も少なくありません。アレルギーで悩む方からしてみたら、好きでなったわけでもなく根性で治せるという方には科学的な根拠の提出を求めたいほど、腹立たしいことでしょう。
この「根性論」については、平成26年には以下のような法律が制定されるほど深刻な問題です。
(国民の責務)
第七条国民は、アレルギー疾患に関する正しい知識を持ち、アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減に必要な注意を払うよう努めるとともに、アレルギー疾患を有する者について正しい理解を深めるよう努めなければならない。
重篤なアレルギー症状である「アナフィキラシーショック」は命にもかかわる重大な症状です。決してアレルギーを持っている方に無理強いをしてはいけません。
また職場などにおけるこのような発言や無理強いは、パワーハラスメントとなることもあるでしょう。今後も社会全体が、アレルギーへの理解を進めてくれることを切に願います。
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サプリメントは薬ではありませんので、劇的な症状の改善や、効果・効能を謳うことはできません。
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