免疫力を保ち、風邪やインフルエンザにならないために知っておきたい生活習慣とは?

免疫力アップ 免疫力
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一番最近で、風邪になったのはいつですか?

 

私は毎年1回は必ず…

もう何年もひいてないよ!

何年もひいてないのは素晴らしいですね!
では風邪に毎年かかってしまう人とそうでない人。
その違いってどんなことだと思いますか?

年齢。と言いたいところだけど、私は若いころから毎年風邪を引いていたし、

全くわからないわ。。。

ささまる
ささまる

病気のかかりやすさは人ぞれぞれ。年齢や性別によるところもありますが、一概にそれだけが理由と言えないところがあります。

ではいったい何が違うのか…一緒に考えていきましょう。

風邪に毎年かかってしまう人と、元気に過ごせる人の違いは身体に備わる「免疫力」の違いです。
私たちの体には全身の状態を健康に保つ免疫という機能があります。
免疫力は、体内に侵入したウイルスや細菌のような病原菌が、増えたり働く前にやっつけて排出してしまう力のことです。
免疫力は日々の生活習慣や、食事を改善することで高いまま保つことができます。
免疫力が高い人の生活習慣や食事を参考にして、元気な毎日を目指しましょう!

免疫力が高い人の特徴とは?

免疫力を高めて元気な毎日を送るためには、このような点に気を付けることがポイントです。

食事の栄養バランスが取れている

厚生労働省は日本人の食事の状況について調査した「令和元年国民健康・栄養調査報告」において、男性の24.6%、女性の25.0%が「食習慣の改善の意志について関心はあるが改善するつもりはない」と回答しています。

食習慣は身体を作る基本となるもので、免疫力においても重要な役割を果たしています。短期的な体の健康だけでなく、生活習慣病などにおいても重要なポイントとなりますのでなるべく早く改善へと取り組むことが理想的です。

免疫力を保つ食事において重要なポイントは以下の三点です。

①体を作るたんぱく質が豊富な食事
②腸内環境は免疫力に影響を与えるので善玉菌に良い影響を与える食材を取り入れる
③粘膜保護や、免疫細胞の栄養となるビタミン各種を充分に摂れる食事

睡眠の質が高い状態を保つ

一日の平均睡眠時間は7~8時間程度が理想です。近年注目されている睡眠の質は、以下の項目で判断されます。

睡眠の質
充分な時間:どれだけ長く寝られたか
回復度:寝起きの体の軽さやスッキリ感など
熟睡感:ぐっすり眠れたかどうか。途中で目がさめなかったか。など

睡眠中は抗酸化作用のあるホルモン「メラトニン」が分泌されるため、抗酸化力が上がります。それにより、免疫細胞を含むすべての細胞が活性酸素からのダメージを受けにくくなります。

湯船に入って体を暖める

病気の時に熱が出るのは、病原菌やウイルスを熱でやっつけるためです。それを再現できる入浴は免疫力を守るために効果的です。

免疫力が良く働く体温はおおよそ36.5℃程度です。体温が1℃下がるごとに免疫力が30%低下してしまいます。一日一度は湯船にじっくりと使って体を暖めるようにしましょう。

入浴

適度な運動習慣

運動は体温が上がり、血行が良くなるため免疫力を保つために積極的に取り入れて欲しい習慣です。
運動は腸へも物理的に刺激を与え、ぜん動運動を促すメリットも。思い切り動けばモヤモヤした気持ちも晴れますし、団体スポーツであれば仲間もできるので、ストレス軽減にも効果的です。

適度な運動

笑って楽しい時間を過ごす

免疫力が高い人の特徴として、「楽しそうによく笑う」ことが挙げられます。
北陸産業健康保険組合で2022年の9月に配布されたチラシ「笑いのある生活で免疫力アップ」では、笑えば笑うほど免疫力が高まるとしています。
笑うと幸せホルモンである「セロトニン」が分泌され、ストレスも軽減されるため免疫力アップにつながります。
さらに免疫細胞の一つ「ナチュラルキラー細胞」(以下NK細胞)が感染した細胞を見つけて攻撃する働きが活発になります。

「笑えと言われても…」

そんなあなたも大丈夫。
大笑いだけでなくくすっと笑う程度や、口角を上げて作り笑いをするだけでも免疫力を高めることができます。

免疫力を保ち、病気になる前の「未病」で止める

皆さんは、「未病」という言葉をご存じですか?
あまり耳慣れない言葉ですが、病気の原因が体内にあっても、それを発症する前に免疫力で抑え込み自然治癒することをいいます。
それができたら病気の人なんていないんじゃないの?
はい、そうです。多くの人はこれまでの人生において、病気にかかったことがあると思います。ではまず、病気の原因やその治療、また免疫力について考えてみましょう。

風邪の原因となるウイルスは約200種類!!

日本の冬は毎日寒く、乾燥した日が続きます。ご存知の通り、風邪はウイルスや細菌が原因です。
約200種類ものウイルスが風邪の原因として確認されています。特に悪質なのが、ご存知「インフルエンザウイルス」です。
咳や発熱、関節痛などの症状が重く通常の風邪に比べて症状がひどいのが特徴です。

風邪には治療方法がない!

実は風邪には治療方法はありません。

「病院に行くとクスリをもらうけど、それで風邪の菌をやっつけているんじゃないの?」

いいえ。ほとんどのケースでは違います。
風邪には医学的な治療方法というものは、ありません。
大抵は「対症療法」であり、熱や咳といった諸症状を抑える薬が処方され、細菌を殺せる治療方法はない状況です。

従って、いかに風邪にかからないようにするか細菌が体内に入っても自己免疫力で抑え込んで発症させないようにするか、それが大事なポイントです。
病気になる前に予防、知らぬ間に免疫力によって細菌やウイルスが抑え込まれて治癒すること、すなわち「未病」が重要となってくるわけです。

笹と竹

ちなみにインフルエンザには抗ウイルス薬が治療薬として処方されます。しかしウイルスが増えてしまってからでは効果をあまり感じられません。
そこでも万が一インフルエンザウイルスが体内に入ってしまっても発症させない、またウイルスを体内に入っても数を増やさないために免疫力の高さを保つことが、風邪の時と同様に大事なポイントとなります。

免疫力を保つ味方として熊笹エキスを取り入れてみよう

熊笹(クマザサ・隈笹)にはササ多糖体、葉緑素、アミノ酸(高品位タンパク質)、そしてビタミン各種、あるいはミネラルなどがとても理想的な形で含まれています。

古くから熊笹は人々の健康を守るために利用され、万病に効くと信じられてきました。
熊笹(クマ笹・隈笹・クマザサ)に含まれている様々な成分は、体の中で相互に影響しあいながら、全身の隅々まで健康を維持することで免疫力を保ちます。

笹と竹

熊笹は40年以上の歴史を持つ健康産業界の専門紙である「健康産業新聞」において年に一度毎年熊笹特集が組まれるほど、注目されている健康食材です。そんな国内産の熊笹(クマ笹・隈笹・クマザサ)から成分を抽出したクマ笹エキス(熊笹エキス・隈笹エキス・クマザサエキス)には、健康を維持して免疫力を高い状態に保つための成分が豊富に含まれています。

参考:厚生労働省/令和元年国民健康・栄養調査
参考:北陸産業健康保険組合/笑いのある生活で免疫力アップ

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