熊笹(くまざさ)解説
クマザサと胃腸病
クマ笹エキスの効用について、最もよく知られているのが「胃腸病」に対する効果です。クマ笹エキスに含まれる笹多糖体は細胞膜の成分になります。その笹多糖体が持つ修復機能によって、傷ついた胃壁を元の状態に戻すサポートをします。風邪薬や頭痛薬などと一緒に利用すると、胃を悪くすることも防ぐ効果も発揮します。
体力的な疲れやストレスなどの蓄積で、自らが分泌した過剰な胃酸により胃壁が消化され、胃・十二指腸潰瘍となります。胃酸が過剰に分泌されることで、胸焼け、胃の圧迫感、胃痛、嘔吐が起こり、粘膜の壁が損傷を受けますが、このような症状にクマ笹エキスを連用すると、症状が改善されたという報告があります。